大学の研究でUbuntu上でディープラーニングツールである「Caffe」をとりあえず動かしてみるということで、

CPU利用を想定してインストール方法を記載しておきます。

PCの仕様ですが
OS:Ubuntu14.04
GPU:GTX650
です。

1.Caffeに必要なライブラリのインストール


Caffeインストールに必要な外部ライブラリは以下の通りで

ライブラリ名・・・内容
コンピュータ内部でのライブラリ名(apt-getやSynapticで使う)

ATLAS・・・線形代数計算のライブラリ
libatlas-base-dev

Protobuf・・・インターフェース定義言語で構造を定義するためのライブラリ
libprotobuf-dev
protobuf-compiler

Leveldb・・・Key-Value型データストア
libleveldb-dev

Snappy・・・圧縮アルゴリズムライブラリ
libsnappy-dev

OpenCV・・・画像処理ライブラリ
libopencv-dev

Boost・・・C++の新しい実験的な機能などが使える
libboost-all-dev

hdf5・・・ファイルフォーマット
libhdf5-serial-dev

Flags・・・コマンドラインフラグライブラリ
libgflags-dev

Google-glog・・・ロギングライブラリ
libgoogle-glog-dev

Lmdb・・・Key-Value型データストア
liblmdb-dev

Git ・・・バージョン管理
git

これらのライブラリをパッケージ管理ツールであるapt-getやSynapticなのでインストールしてください。
apt-getの場合
$ sudo apt-get install [Package Name]

でインストールできます。 

2.Caffeのダウンロード



CaffeはGithubからCloneつまりダウンロードしてきてmakeでビルドすることで利用できるようになります。
ですので下記のコマンドからホームディレクトリにダウンロードします。

$ git clone https://github.com/BVLC/Caffe.git


3.Make.configファイルを設定して利用するコンパイラを指定する



とある本とかとあるWebページによると、デフォルトの設定ではCaffeをコンパイルすることができないらしい。
だからg++-4.6をインストールしてそれを用いてコンパイルするように設置を変更する。

$ sudo apt-get install g++-4.6


Makefile.configファイルをexampleからコピーして作成する

$ cp Makefile.config.example Makefile.config


Makefile.configを編集するためお好きなエディタで開く

$ vim Makefile.config


コメントアウトされている行で
# CUSTOM_CXX := g++


となっているところを、コメントを外して下記のように修正する
CUSTOM_CXX := g++-4.6


コンパイラの設定はこれで出来た。

4.CPUのみで動作するようにMakefile.configの設定を変更



前回の続きのファイルを編集していきます。

閉じてしまった場合はもう一度エディタで開いてください。

コメントアウトされている行で
# CPU_ONLY := 1


となっているところを、コメントを外して下記のように修正する
CPU_ONLY := 1

5.Caffeのコンパイルとテスト



$ make
$ make test


コンパイルが完了したら単体テスト

$ make runtest


数分時間がかかる。実行結果に[PASSED]と表示されていればCaffeが正常に動作しています。

これでCaffeのインストールは完了です。

つぎの記事はGPUを利用したGPGPUのCUDAの利用を想定したインストール方法をご紹介します。
設定次第でCPU利用にも変更できるので対象のグラフィックボードが搭載されているコンピュータの場合はこちらを推奨します。

ではまた。 

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